にせんべろ日記

にせんえんくらいで酔っ払いたい人の雑記。

【IH圧力鍋調理】象印の煮込み自慢(EL-MA30)を使って世界で一番美味しい煮卵を作る方法

ども。よく作るおつまみシリーズ第8段。今回なんやかんやで一番作る頻度の高い煮卵について書いていきたいと思います。

 

なぜ、もっと早く書かなかったかというと、再現性といい味といい、完璧で洗練された煮卵の作り方についての記事が既にあるためです。この記事に出会ってから、常に完璧な煮卵を味わうことができ続けており、感謝の念が絶えません。

 

cheap-delicious.hatenablog.com

 

しかし今回IH圧力鍋である象印の「煮込み自慢」で試行錯誤の上、ついに参照元記事と同等の煮卵を再現性100%で作ることに成功しました!ので、作り方について残しておきたいと思った次第です。「煮込み自慢」は性質上(※1)、正攻法では半熟の煮卵が作れなくて地味に試行錯誤を重ねてたのですが、ついに実を結びました。

 

そもそも「煮込み自慢」とはなんぞや?という方向けに簡単に説明すると、「炊飯器と圧力鍋を合体させたやつ」です。ボタン一つで圧力調理が可能で、お米を炊くが如くほったらかしで煮込み料理が凄く美味しくできるすごいやつです。こやつのおかげで、我が家の煮込み料理は確実に一つステージが上がりました。詳しくは公式HP見てみてください。

 

というわけで、「煮込み自慢」持ってない方には無用の記事となります。持ってない方は買えばいいと思います。それ以外の方は↑の完璧なレシピを参考にすればいいんじゃないですかね。(投げやり)

 

用意するもの

卵、麺つゆ(2倍濃縮)を用意しましょう。あと、キッチンペーパーを使います。

 

 作り方

①.鍋の中に水をMAXまで入れる

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水は規定量MAXまで入れましょう。地味に大事。

 

②.自動調理「麺」モードで6分セットしスタート

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超重要ポイント。自動調理「麺」モード、ゆで時間「6分」に設定した後「スタート」ボタンを押します。

 

「麺」モードとは、普段は麺類をゆでる時に使用するモードで、「スタート」ボタンを押すと、一旦内鍋の水を沸騰するまで温めます。沸点に達すると、通知音が鳴り麺を入れ、再度「スタート」ボタンを押すと麺を設定時間茹でてくれ、素麺茹でるときとかによく使います。噴きこぼれの心配ゼロなので便利ですよ。

 

③.卵のお尻部分に穴を開ける

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「スタート」ボタンを押してからお湯が沸くまで少し時間があるため、その間に卵のお尻部分に針で穴を開けます。画鋲とかでもよいですが、「卵のお尻に穴を開けるためだけの器具」ことヒヨコちゃんが便利です。100円均で売ってました。後述しますが、形が綺麗に仕上がります。

 

④.卵を最大4個鍋に入れる

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お湯が沸き、メロディが鳴ったら蓋をあけ、オタマ等を使用し割れないように卵を鍋の中に入れます。重要ポイント】入れる卵は4個以下にしてください。卵の大きさによっては5個でも成功することもありますが、お湯の温度が一旦下がるため失敗する可能性が高くなります。6個以上だとまず失敗します。

 

卵を入れ終わったら、蓋をしめ再度「スタート」ボタンを押し、6分待ちます。

 

⑤.卵を取り出し冷水につける

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6分経過し、再度メロディがなったら卵を取り出し冷水で3分以上冷やします。ここからは元記事と同じですね。卵を芯まで冷やすくらいの気持ちでしっかり冷やしましょう。待ちきれないからといって温かいまま殻をむくと殻と白身がくっついてしまい、グズグズ煮卵ができあがります。(体験談)

 

⑥.流水にあてながら殻をむく

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卵が冷えたら流水にあてながら殻をむきます。流水にあてながらむくことでツルッとむけてくれます。

 

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ちなみに③のお尻に穴を開ける工程を端折ったものがこちら。気泡が変な位置に行き、鈍器で頭を殴られたような姿になったりします。尚、味に変わりはありません。

 

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お尻に穴を開けたものがこちら。お尻部分が窪んでくれて綺麗に仕上がります。

 

本来茹でている最中に卵をコロコロ転がしてあげると綺麗にできあがるのですが、「煮込み自慢」は調理中に鍋の中を触れないという弱点があり、無理なので穴をあけて事前に気泡の位置をコントロールしてあげましょう。尚、繰り返しになりますが味に変わりはないので気にしない人は端折っても良いです。

 

⑦.麺つゆにつける

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勝利は目前です。タッパなど丁度良い容器に茹で卵を入れ、麺つゆ(2倍濃縮)を卵が3分の1つかるくらい入れていきます。

 

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キッチンペーパーをかぶせ、さらに麺つゆをかけてます。

 

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このようにすることで、麺つゆが節約できます。この状態で半日以上つけます。

 

尚、このままだと、卵が地面に接している箇所がつゆに浸からず、白い部分が残ってしまいます。そのため、見た目を綺麗にしたければ数時間つけたあと、一度卵の向きを変えてあげると綺麗に仕上がります。味に変わりは無いので気にしない人はそのままで良いです。

 

完成

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できました。綺麗なドングリ色してやがります。

 

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このようになります。とろっとろで濃厚!おつまみとして最高です。ラーメンの上にのせてもよいですし、副菜の1品として出しても喜ばれます。

 

というわけで、「煮込み自慢」で煮卵を作る方法でした。再現性は抜群なので、持ってる方は是非チャレンジしてみてください。

 

※1 「煮込み自慢」の「圧力調理」は最短調理時間が7分であるため不可。「温度調理」モードは先に水と食材を中に入れた状態でスタートとなり、調理時間を6分に設定した場合、「①水と食材を入れてスタート」→「②水を規定温度まで沸かす」→「③6分煮込む」→「④完成」となり、半熟煮卵を作るために大事な、「沸騰している鍋に卵を入れる」という事ができません。また、先にケトル等でお湯を沸かし、鍋にお湯と卵を入れ「温度調理」を行っても、どうしても②の時間がかかってしまい、6分という神が定めた時間ジャストで茹でることができませんでした。

 

「煮込み自慢」では煮卵は作れないのか…と半ば諦めかけていたのですが、麺モードを使えば行けるんじゃないか?と閃いたときは、まさに「その時、電流走る」的な感じでした。やはり、タイマー付きなので正確に6分調理ができること、火を使わないので6分間鍋の前にいる必要が無いことは地味に大きいです。

 

いじょ